ガングリオンの超音波検査
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ガングリオンの検査方法:
腫瘤があり、注射針を刺してゼリー状の内容物が吸引できればガングリオンと診断できます。
なかには外側から触れない小さなガングリオンもあります。そのような場合は診断がつきにくいので、そういった場合には超音波検査をして診断します。手関節の痛みがいつまでも続くオカルトガングリオン(不顕性のガングリオン)もその一つです。
超音波検査とは:
超音波検査は、超音波を対象物に当ててその反響を映像化する画像検査法。
主に医療分野で広く利用され、近年、金属材料などを対象として、レーザーを用いて超音波を励起・計測するレーザー超音波計測が行われている。
超音波検査の特徴:
基本的に超音波は液体・固体がよく伝わり、気体は伝わりにくい。そのため、液状成分や軟体の描出に優れてり、実質臓器の描出能が高く、肺・消化管の描出能は低い。また、骨は表面での反射が強く描出は出来ない。
ガングリオンの中身はコラーゲンの一種です、そのため超音波の特性を最大限に活かすことができ、超音波検査はガングリオンの診断に向いています。また、ガングリオンの存在を確かめるだけではなく、ガングリオンがどの辺りに根付いていて、どのくらいの大きさであるのかということもおおよその範囲内で検査することが可能です。
ガングリオンの検査方法には視認や超音波検査のほかにもMRIによる検査方法などがあります。
ガングリオンには脂肪腫や紛瘤といった似た症状の腫瘍も多いため、これらの検査方法を同時に行い、あらゆる角度から検査を行うことがガングリオンを見つける上では重要であると考えられます。
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