ガングリオン

ガングリオンには様々な治し方があります。

代表的な治し方としては患部に注射をしてガングリオンの中の液体を抜き取るガングリオンの穿刺治療があります。その他にも皮膚の下に埋まっているガングリオンを手術で切り取る除去手術などが代表的な治療法として考えられます。

 

これらの治療はガングリオンが痛みだしてから緊急的にとられる治し方ですが、

ガングリオンの治し方にはこれらの他にもたくさんのものがあります。

 

放置する方法もあれば、整体に通う方法もあります。

漢方やお灸といった治し方で治す方もいらっしゃいますし、

マッサージや本でつぶすといった方法もまかり通っています。

 

このように何通りもの治し方が世に出回っているのはガングリオンの適切な治し方がまだ確立されていないからです。

穿刺治療にしても除去手術にしてもガングリオンの再発率に関してみると未だに高いままですし、

レーザー治療の場合は再発率が低下するものの治療に多くの時間を要します。

上に記載した治療法に至っては効果が数値化されていないものも多く、

どの治療方法がどの程度、効果を発揮するのかということもはっきりしていません。

 

極端な話、効果がまったくない治療法であっても、偶然にその治し方を行っていたときにガングリオンが治り、効果のある治療法だと認識されている可能性もあると思います。

 

また、医者によってはガングリオンに湿布を貼って治そうとする医者もいますが、湿布はガングリオンを硬化させ、症状を悪化させるという話もあります。

 

つまるところ、ガングリオンの正しい治し方というのは現代の医学では解明されていません。

 

ただし、時間を稼ぐ方法として、一時的にガングリオンを萎ませる穿刺治療は有効であることは間違いありません。