ガングリオン

 

一つ目は短期的な治療。

この治療には穿刺治療や除去手術、圧迫療法などが当てはまります。

これらの治療は一回の治療でガングリオンに大きな効果を与えます。

穿刺治療であればガングリオンをしぼませる、除去手術であればガングリオンを切り取る、圧迫療法ではガングリオンをつぶします。

多くはガングリオンに痛みが生じたときに行われることが多いです。

 

二つ目は中期的な治療。

この治療にはレーザー治療、整体での治療が当てはまります。

期間としてはガングリオンによってばらつきはあるものの、その多くは１～２ヶ月です。

そして、これらの治療はガングリオンが大きくなり、痛みは伴わないものの気になってしまう場合、軽い違和感を感じ始めた場合に行われることが多い治療です。

 

三つ目は長期的な治療。

この治療には漢方やサプリ、生活習慣の改善が当てはまります。

この治療はすぐには効果を発揮しませんが、その分、ガングリオンの根本的な治療に向いており、ガングリオンの再発も防げます。

しかし、この治療だけではガングリオンはなかなか治療することができないので、一般的には他の短期的・中期的な治療法と並行して行われることが多いです。

 

これら３タイプの治療に分けられますが、多くの場合は短期的な治療のみで終わらせることが最も多いです。

短期的な治療は応急処置的な意味合いも強く、ガングリオンの再発率も他に比べて高くなっています。

理想を言えば、ガングリオンが痛み出す前に長期的な治療を始め、大きくなってから中期的な治療を始めることが理想です。仮にガングリオンが痛み出した場合は短期的な治療で終わらせるのではなく、再発を防ぐために中期的な治療を継続することをオススメします。