ガングリオン

それが原因で多発性の高い腫瘍といわれています。

 

しかし、言葉の意味としては多発性が高いとは言い切れません。

多発性があるというのは、体中にたくさん発生することを意味していますが、

ガングリオンはそんなに多くは体に発生しません。

 

ガングリオンが発生するような人でも１～２個、多くても4個程度ではないでしょうか

これではとても多発だとはいえません。

 

しかし、その分、ガングリオンは再発率が非常に高いです。

これが、ガングリオンが多発性だといわれるゆえんなのだと思いますが、

とにかく再発します。

ガングリオンの一般的な治療法は穿刺治療といって、

ガングリオンに注射をして、中の液体を抜き取ります。

この治療法では一時的にガングリオンはしぼんでなくなったかのように見えますが、

かなりの確立（約７割の確立）でガングリオンは再発します。

 

しかし、ガングリオンは治療法しだいでは再発を防ぐことができるのです。

 

現段階でガングリオンの再発にもっとも効果的だとされているのがガングリオンのレーザー治療です。

 

この治療法はガングリオンに低出力半導体レーザーを浴びせることでガングリオンを完全に除去しガングリオンを治療するという治療法です。

この治療法の何がすごいかというと、まず痛みがありません。

ガングリオンの治療には必ずといっていいほど痛みが伴います、つぶせば激痛が走りますし、注射で吸い出そうとすれば太い針が差し込まれます。手術にいたっては麻酔をせずに入られません。

しかし、このレーザー治療であれば痛みは全く伴いません。