ガングリオンは脛(すね)にはできない
sponsored links
ガングリオンは脛(スネ)にはできません。
そもそもガングリオンとは・・・
ガングリオンとは、手足などの関節にできる袋状の仮性腫瘍のことで、関節近くにある膜や粘液嚢胞に、ヒアルロン酸を多く含むゼリー状の液体がたまることによって出来ます。無症状のことが多いものの、ガングリオンが肥大化すると神経や腱を圧迫し痛みを伴うこともあります。関節の周辺はどこにでも出来る可能性があり、指の付け根の腱鞘付近、手関節にできる場合が多く、特に若い女性に発症率が高い腫瘍です。
つまりガングリオンは全身にできる可能性はあるものの、局部的には関節付近にしか発生しません。
脛(すね)は当然ながら関節部位には当たらず、ガングリオンが発生することはありません。
(すねの中でも足首に近い場所であればガングリオンが発生する可能性はあります。)
では、脛にできたコブは一体何なのでしょうか?
ガングリオンによく似た腫瘍に脂肪腫や粉瘤といったものがあります。
脛(すね)にできたこぶ・しこりのようなものはおそらくこれらのガングリオンとは別の腫瘍ではないかと考えられます。
これらの腫瘍は良性のものが多いのですが、それぞれ対処方法が異なってきます。
安易に病名を判断せずに、医師に相談したうえで、処置を行ってください。
なお、これらの腫瘍は慣れれば判別することが可能ですが、
素人の人が見ただけではとても見分けがつかないほど似ています。
今の時代ではネットで調べて病名や対処法を決めがちですが、
これにかんしてはきちんと医師に診てもらうことをオススメします。
sponsored links
PR
sponsored links
sponsored links