ガングリオンの概要、症状、原因、痛み、治療方法、類似腫瘍について
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ガングリオンの概要、症状、原因、痛み、治療方法、類似腫瘍について説明します。
ガングリオンとは主に間接部に発生する腫瘍の一種です。
ガングリオンが発生すると患部が次第に膨らんでいきます。
一般的な大きさは直径2~3cm(小銭くらいの大きさ)で、
触った感触はやわらかくはなく、すこしグリグリしています。
ガングリオン自体は良性の腫瘍であるため、
体に害はなく、痛みなどを生じることもありません。
発生原因は未だに解明されていませんが、
女性の方と、間接部を頻繁に使用する方(プログラマーやスポーツ選手)に多く発生します。
ガングリオンは時間の経過とともに肥大化していきます。
肥大化する過程で破裂し、自然治癒することが多いのですが、
破裂することなく、ガングリオンが大きくなり続ける場合があります。
肥大化したガングリオンは周りの神経や血管を圧迫し、
痛みや痺れを生じさせることがあります。
ガングリオンは一般的に内部での破裂による自然治癒によって治ることが多いのですが、
ガングリオンに痛みや痺れが生じた場合は何らかの治療を行います。
もっとも一般的な治療方法は患部に注射をして、ガングリオンの中にあるゼリー状の液体を抜き取る穿刺治療です。
この治療方法はガングリオンの痛みを抑えるのに効果的で、頻繁に用いられます。
ただし、穿刺治療の場合はガングリオンが再発する可能性が非常に高くなります。
何度もガングリオンが再発する場合は、ガングリオンを切り取る除去手術が行われます。
この治療方法では皮膚下に存在するガングリオンを手術によって切り取ります。
この場合においても、ガングリオンを根元から切り取ることができないことがあり、穿刺治療に比べて少ないものの、ガングリオンが再発する可能性は残ります。
ガングリオンと類似している腫瘍として、脂肪腫、(紛瘤)アテローム、軟部腫瘍があります。
これらの腫瘍は要素要素でみていくと全く判断できないほどの類似性をもっている場合もあります。
類似腫瘍を見分ける際には大きさや硬さといった個別のポイントではなく、総合的に判断する必要があります。
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