ガングリオン嚢胞
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①嚢胞(のうほう)とは
病的に形成された液体を持ち、その周りを固有の皮や膜に覆われている球状の物を指します。中に入っている物が固体の場合は嚢腫と言われます。
②ガングリオン嚢胞とは
嚢胞は上記の説明の通りですが、これはガングリオンの説明に当てはまります。関節部の膜などにゼリー状の液体が溜まってできたものがガングリオンです。ガングリオン=嚢胞と言えます。
ではガングリオン嚢胞とは何なのか。ガングリオンとガングリオン嚢胞は違うのか。
ガングリオン嚢胞とはガングリオンを少し堅い言い方に変えたものと考えてください。最初に述べたようにコブ状の病気には嚢胞と嚢腫の二つの分類があります。ガングリオンは中身が液体なので嚢胞であるというのを示すためにガングリオン嚢胞と呼ぶようにしているだけです。
③ガングリオンの特殊な例ではない
骨内ガングリオンや半月板ガングリオンなどできる場所によっては名前が付いているガングリオンはありますが、ガングリオン嚢胞はそれらとは違います。単純に呼び方の問題で、ガングリオンには変わりありません。医師の診察を受けて、ガングリオン嚢胞と言われても安心してください。
④ガングリオン嚢腫はある?
わざわざ嚢胞と付けるのは嚢腫もあるからではと考える方もいるかもしれませんが、ガングリオン嚢腫は発見されていません。おそらく初めは嚢腫もあると思いガングリオン嚢胞と呼んでいたが、嚢腫が発見されないために今ではガングリオンと呼ぶのが一般的になっていると思われます。
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