ガングリオンの内部について
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①ゼリー状の液体の正体
ガングリオンは関節部にある膜などが袋代わりになって中にゼリー状の液体が溜まったものです。ではこのゼリー状の液体とは一体何でしょう。これは関節や腱などの潤滑油になっている、関節液・滑液が濃縮されたものです。これらは元々体内に存在しているものです。少し暗い黄色をしています。
②正体はわかっても……
ガングリオンの中身は体内にある潤滑油です。しかしなぜ関節部の膜にそれが溜まるのかはいまだに解明されていません。しかしそれらの液体が人体に害を与えるものではないので、体内でガングリオンが破裂しても問題ないという裏づけにはなりました。
③グニグニした感触の正体
ガングリオンは触ると軟骨みたいで弾力があります。しかし中身は潤滑油であり、どちらかといえば液体であって弾力性はありません。この感触は中に溜まった潤滑油が硬化することで生まれます。
液体の状態ではガングリオンに気付くことはほとんどありません。なぜならガングリオン自体に周りの神経を圧迫するだけの力がないからです。しかし潤滑油が硬化を始めるとその力を持つということになりますので、痛みを感じてガングリオンに気付くというわけです。
④中身に問題はない
上記にも書きましたが、潤滑油は元々体内にあるもので害はありません。いつの間にかガングリオンがなくなっていても体内に何か問題が起きているということはないので安心してください。
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