ガングリオンの症状
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ガングリオンの症状
:手首や足首といった関節部位にあずきほどの大きさのこぶが形成されます。
(関節部位であれば全身のあらゆる場所で発生する可能性があります。)
ガングリオンは時間とともに大きくなるので、こぶの大きさは一定ではありませんが、
一般的には直径が3センチ~7センチほどの腫瘍です。
ガングリオン自体には痛みなどの症状はなく、
ただ、単純にこぶができたという程度のものです。
しかし、ガングリオンが肥大化すると痛みやしびれといった症状が現れ始めるケースもあります。
このような症状はガングリオンが痛みだすことが原因ではなく、
大きくなったガングリオンが周りの神経や血管を圧迫することが原因です
ガングリオンは腫瘤のみで無症状なら、放置しても心配はありません。ただし、診断をしてもらうためにも整形外科を受診しましょう。大きくなるもの、痛みが強いもの、神経が圧迫されて神経症状があるもの(痛みや運動障害など)は治療が必要になります。
保存的療法としては、ガングリオンに注射針を刺して注射器で吸引し内容物を排出します。何回か吸引排出する治療を行ううちに治ることもあります。ガングリオンに力を加えて押し潰す治療法もあります。
それでも繰り返し内容物が溜まるようなら、手術を行います。手術をしても再発する可能性もあります。再発を防止するためには、上記の茎を含めたガングリオンの摘出が必要であり、関節包の周囲に生じているガングリオン予備群の娘シスト(別の小さなシスト)の存在にも留意しなければなりません。
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