ガングリオン

 

ガングリオンは一般的には痛みやしびれを伴うことのない良性の腫瘍です。

しかし、ガングリオンが大きくなるとしびれや痛みを生じさせる可能性があります。

 

その原因はガングリオンが周りの神経を圧迫するからです。

ガングリオンがいかに大きくなろうとも、ガングリオンは痛みません。

しかし、ガングリオンが大きくなると、ガングリオンは周りにある神経や関節部分を圧迫するようになり、

それが原因でガングリオンの患部がしびれや痛みを生じるようになります。

 

しびれのタイプはガングリオンのできる場所や作用する場所、

ガングリオンの大きさによって様々です。

 

一般的な感覚としては血管を圧迫した後に現れるしびれのような感覚、

長時間正座した後のような感覚です。

 

しかし、最初は軽いしびれ程度のものだったものでも、ガングリオンが肥大化すると、次第にしびれの度合い、

痛みが強くなる可能性があります。

 

すこしでもガングリオンに違和感やしびれを感じるようになったら、

医師の診断を受けることをお勧めします。

ガングリオンの診療を受ける人は、ガングリオンができてすぐ診療を受ける人と、ガングリオンが痛くなってからやっと診療を受ける人の２タイプに分かれます。

前者は適切な処置をとることが可能ですが、

後者はどうしても痛みに耐える必要があります。

 

しびれの段階で医師に相談しておけば、余計な痛みや心配を抱えなくて済むかもしれません。

ぜひ、痛みを感じずとも、ガングリオンに違和感を感じたら医師の診断を受けることをお勧めします。