くるぶしのガングリオン
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ガングリオンとは、手足などの関節にできる袋状の仮性腫瘍のことです。
関節近くにある膜や粘液嚢胞が袋の役割を果たし、その中にヒアルロン酸を多く含むゼリー状の液体がたまることによって発生します。
基本的にはガングリオンは良性の腫瘍で、痛みもなく、無症状のことが多いのですが、
ガングリオンが肥大化するとその周りにある神経や関節を圧迫し痛みを伴うようになることもあります。
ガングリオンは関節の周辺であればどこにでも出来る可能性があり、指の付け根の腱鞘付近、手関節にできる場合が多く、
特に若い女性に発症率が高い腫瘍です。
そして、このガングリオンという名の腫瘍はくるぶしにできることもあります。
くるぶしはちょうど足の付け根の関節部位ともなっているので、ガングリオンの発生しやすい場所の一つとなっています。
くるぶしにできたガングリオンは発生当初は大きさも小さくその存在に気づくことはありません。
しかし、ガングリオンは長い時間をかけてくるぶしの陰に隠れて肥大化していきます。
中には途中で消滅(治癒)するケースもありますが、
それとは逆に、ガングリオンが大きくなり続けるケースもあります。
くるぶしにできたガングリオンが大きくなるとそれ自体は痛みはなくても、周りに影響を与えて痛みを生じさせる可能性があります。
普通のガングリオンの場合であれば、関節の曲げ伸ばし、圧迫された際に痛みやしびれが発生します。
くるぶしにできた場合には、それに加えて靴を履くときや靴をはいて歩く時などにガングリオンがまわりの神経を圧迫し、そこから痛みを生じさせる可能性があります。
このように痛みが発生した場合にはすぐに医師に診てもらうことをお勧めします。
ガングリオンは放置すれば治る病気だとは言われていますが、
すぐに治るというわけではありません。
医師のもとで何らかの処置を受けてください。
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