ガングリオンの吸引
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ガングリオンとは、手足などの関節にできる袋状の仮性腫瘍のことで、関節近くにある膜や粘液嚢胞に、ヒアルロン酸を多く含むゼリー状の液体がたまることによってできます。
ガングリオンには様々な治療方法が存在しており、その一つが吸引治療です。
この方法は比較的手軽な治療方法で、ガングリオンの代表的な治療方法として認識されています。
しかし、吸引治療はガングリオンを再発させる可能性が非常に高く、応急処置としての意味合いも強い治療方法です。
根本的にガングリオンを完治させようと考えた場合は、吸引ではなく、切り取ったりする必要があります。
さて、このガングリオンの吸引治療なのですが、
その名の通りガングリオンを注射で吸引します。
ガングリオンの中身はドロドロした液体で満たされていて、注射でそれらを吸い取ります。
液体を吸引されたガングリオンはしぼみ始め、吸引が終わるころにはしこりがなくなっています。
しかし、多くの場合ではそこに再び液体が充満し、ガングリオンが再び大きくなり(再発し)ます。
そのため、ガングリオンが関節部や神経を圧迫して痛みを生じさせている場合に、一時的にその痛みを和らげる際に吸引治療という治療方法がとられます。
また、安易にガングリオンで穿刺吸引を繰り返した場合、感覚障害や運動障害が悪化し、後遺障害を残すこともあるので注意が必要です。
ガングリオンが容易に再発しないようにするための工夫として、治療後に1~2週間ほど包帯で圧迫しておく方法があります。
また、穿刺吸引によるガングリオン治療費の目安は2000円程度です。
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