関節に発生する腫瘍
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ガングリオンは関節に発生する腫瘍です。
関節と言ってもその範囲は大きく、指や手首、足首、肘やひざなど関節を
動かす場所であれば、いえ、関節を動かす場所であるほど発生しやすくなります。
なぜ関節に発生するのでしょうか?
関節は普段、関節包という包のなかでヌルヌルした液体に包まれています。これはコラーゲンに良く似た成分で、これがなければ関節が滑らかに動きません。
単純に骨と骨を曲げたり伸ばしたりしていると、骨がこすれたり傷ついたりしてしまいます。それを防ぐために関節では関節包のなかにオイルのようなものを満たして摩擦を軽減しているのです。
そして、ガングリオンはこの関節包の中のヌルヌルの液体が体外に排出されずに、体内で溜まりこむことで発生すると言われています。
しかし、まだ科学的根拠がはっきりしてはいません。
関節付近に発生することが多いことから関節部分に特有のものに原因があるとは言われていますが、本当の原因はというとまだ解明されていないのです。
そしてガングリオンの原因もそうなのですが、ガングリオンの治療法というのもいまだに確実なものはありません。どんな手術方法をもちいても再発してしまう可能性はぬぐいきれず、治療を躊躇させてしまいます。ただし、再発したものに関しては、本当に再発したのか、一度ガングリオンの出来た人というのは体質や習慣的にもガングリオンが出来やすいと考えられるので、新たに発生したのかは定かではありません。どちらにしても、関節付近に発生するガングリオンにはいまだ明確な医療方法がないということです。
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