ガングリオンの診断方法
いつの間にか体に腫瘍ができていて、調べてみるとどうやらガングリオンかもしれない。
ガングリオンという名前も気になるが、まだガングリオンと決まったわけではない。
世の中には腫瘍の数なんて山ほどある。その中で「これはガングリオンだ」と決定づける要因は何なのだろう。
これさえわかれば個人レベルでガングリオンだと診断できる。
まずガングリオンの特徴を整理しておくと、
① ガングリオンは間接付近にできやすい。
② ガングリオンの大きさは3㎝~10㎝まで様々。
③ ガングリオンの中はゼリー状の液体らしいが結構かたい。
④ 基本的に痛みはない。
このぐらいだろうか。
これらの特徴に当てはまればガングリオンの可能性は高い。しかし、これらの特徴が当てはまったとしても必ずしもガングリオンというわけでもないし、これらの特徴からにそぐわなくてもガングリオンの可能性は十分にあるので安易に診断できない。
ガングリオンを診断する際に一番紛らわしいのはアテローム(紛瘤)である。
紛瘤もガングリオンと同様に間接付近に発生しやすく、大きさは3㎝~10㎝。
紛瘤も痛みはなくて中身は米粒のような固体の集合らしいが見た目には大差がなく感触も似ている。
つまりガングリオンと紛瘤というのは両方経験したことがある方ならまだしも容易には判断できないのである。幸いにもガングリオンも紛瘤も良性で痛みがなく、神経を圧迫したりしない限りは治療の必要はない。
しかし、どうしても気になる方は個人での安易な診断は避けて、形成外科や皮膚科で診断してもらうのがいいだろう。
sponsored links
関連ページ
ガングリオンの病院の探し方