ガングリオンはゼリー状の液体!?
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ガングリオンは中にゼリー状の液体がよく詰まっているという風に言われます。
しかし、ここにはいくつかの疑問が残ります。
まず、どんな液体なのか?
そして、なぜゼリー状の液体が入っているのにガングリオンはあんなにグリグリした硬いものなのかということです。
まず、とんな液体なのかということに関してです。
ガングリオンの中身がコラーゲンだという噂をたまに耳にすることがありますが、
ガングリオンの中身はコラーゲンではありません。
ガングリオンの中身をコラーゲンだと勘違いして「すごいもったいないことをしている」だとか
「治療して取り出すのがもったいない」とか考えている人もいますがそれは大きな間違いです。
ガングリオンの中身はヒアルロン酸の一種ではありますが、コラーゲンではありません。
ガングリオンの中身はヒアルロン酸の一種である茶褐色で透明なゼリー状の粘液です。(正式名称は不明)
つぎに、なぜそのようなゼリー状の液体で満たされているにもかかわらず、ガングリオンは硬いのかということなのですが、
ガングリオンはもともとは硬くありません。
ガングリオンの発生当初はまさにゼリー状の液体で満たされているようなプニプニした状態です。
そして、時間がたつにつれて、ガングリオンの中で硬化が始まっていくため硬くなっていきます。
たいていの場合、ガングリオンに気づくタイミングはガングリオンが硬くなってからです。
そもそもガングリオンが硬くない状態の場合というのは非常に認識しにくいものです。
まず、ガングリオンに特有と思われているあの骨が突き出たようなでっぱりがあまり見られません。
そして触った感触もグリグリしているのではなく、グミのようなものを触っている感触に近く、皮膚の感触にも似ていないともいえません。
こういった理由からガングリオン中身がゼリーにもかかわらず、は硬いというイメージができてしまったのです。
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