ガングリオンを冷やす
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今回はガングリオンを冷やすことについて取り上げてみたいと思います。
一般的に何かしらの怪我をしたときは患部を冷やすことが定石となっています。
特にスポーツで怪我をした場合や、足をひねった場合などは冷やすように言われます。
しかし、このガングリオンにあたっては冷やすことが必ずしも適当な対処方法でないケースがあります。
仮にガングリオンがとても痛む場合は応急処置として冷やしてください。
冷やすことで神経が鈍感になり、痛みを感じにくくさせることができます。
それ以外の場合、ガングリオンに痛みがない場合はガングリオンを冷やすことをできるだけ避けてください。
ガングリオンを冷やすと、そこにリンパの液体がたまり、ガングリオンの症状を悪化させる可能性があります。
冷やすことと同様に湿布を貼ることも避けたほうがよいでしょう。
たまに、腫れ物ができた場合はなんでもかんでも湿布を貼って治すというような方もいらっしゃいますが、
ガングリオンに湿布は逆効果です。
ガングリオンを治そうと思った場合は患部を冷やすのではなく、
患部を暖めて、血行を浴することが効果的です。
マッサージを行うのもよいでしょうし、お灸をすえる治療方法なんてのも聞いたことがあります。
いずれにしても、ガングリオンを冷やすことはできるだけ避けて、
血行を促進できるように暖めるようにしてください。
ただし、ガングリオンの原因や治療方法などに関しては未だに不明な点が多く残っています。
10年後には「実はガングリオンは冷やしたほうが」よかった。といわれる時代が来るかもしれません。
その場合はあしからず。
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